合板の種類

合板の用途は広範囲に、また多岐にわたっています。日常生活のいたるところで見受けられる生活に 密着した基礎資材です。また、合板はいろいろな材料を使い、いろいろな方法で製造される加工木材 であるため、その種類の分け方も材料・使用方法・加工方法・などいくつかあります。


原料による分類


種類主な材料
広葉樹合板 国産材シナ・カバ・セン・ブナ・ナラ等
外材メランティ・アピトン・カポール等
針葉樹合板 国産材カラマツ・エゾマツ・スギ・アカマツ等
外材カラマツ・米マツ・米ツガ・スプールスラジアタパイン等



接着性能による分類


JAS(日本農林規格)は接着性能により合板を分類し、需要分野を体系的に整理しています。

種類性能・用途
特類 おもにフェノール樹脂接着剤が使われ、住宅の外壁下地材や構造用耐力部材、 また湿潤状態の場所で使用される合板。(構造用合板。足場板用合板など)
1類
(タイプ1)
おもにメラミン樹脂接着剤が使われ、屋外や長時間湿潤状態になる場所など で使用される合板。
(コンクリート型枠用合板・住宅下地用・構造用合板など)
2類
(タイプ2)
おもにユリア樹脂接着剤などが使われ、家具の内装や多少湿気のある 場所で使用できる合板。
(住宅、車輌などの内装用・家具用合板など)




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